映画「ストレンジ・デイズ」

アシッド・ムービーの最高峰であり、
観た後に心地よい疲れと、虚脱感が味わえる映画。
レイフ・ファインズも良いが、アンジェラ・バセット
何より凄い。映画の設定は今となっては過去なのだが
この映画の様々な事が現実化するまでは少なくとも
ずっと楽しめる。
監督であるキャスリン・ビグロー
元夫のジェームズ・キャメロンの脚本により製作したこの映画、
とても女性が作ったとは思えない狂気と迫力に満ちている。
必見である。

梅沢由香里

知ってる人も多いと思うが、美女棋士にして
ヒカルの碁」の監修者である。
清楚で貧乳な美人に目が無い私は
ずいぶん前から応援していたのだが、NHK教育
梅沢由香里の碁」(だったっけ?)
という番組が再放送されていた。
なんとそこに加藤夏希が出演し、
囲碁センターでどこかのおばちゃん相手に普通に碁を打っていた。
アニマックスで数十秒の番組「ナッキーパンチ」の後
「バトルロワイヤルⅡ」にも出演し
どんどんスターダムへのし上がって行く加藤夏希だが
はっきり言ってあまり興味は無かった。
しかし、碁を打てるという事実に私の彼女に対する好感度は
急上昇した。
おじいちゃんっ子で親戚受けも良い快活な近所の娘さん、という
私の中での勝手なイメージが増幅して今ではすっかりファンである。
梅沢由香里の方がまだまだ上位だが)
こんなことで好感度が上がる私は、
感性が既にお爺ちゃんなのだろうか。

ネガティブキャンペーン

昨日、TVを観ていたら先日政界から引退した
野中広務が穏やかな好々爺の顔をして
地元の人々とのハートフルな交流を前面に押し出した番組が
放映されていた。
あれだけ同和利権北朝鮮利権に関して黒い噂が絶えなかった
政治家が今更、市井の一般庶民に成れる訳が無い。
番組途中では政治から身を引いていながら、様々な持論を展開し
あまつさえ“先生”と言われてもなんの違和感も感じていない
番組出演者達。
結局は野中広務を持ち上げることで、小泉政権のイメージダウン
を狙う番組であった。潔く引退した筈の野中広務からは
一切、現政権を支持する言葉は無く
今の日本政治に対する不平不満、恨み節に終始していた。
最近のテレビ朝日には本当に辟易させられる。
狙いは何なの?と勘繰りたくなるような内容の
報道に名を借りた偏向放送。
胸がむかむかしてくる。やっぱりNHKがいい。

ネット上での会話

s-ura2004-06-19

http://sueme.pobox.ne.jp/prof/archives/000145.html
師匠が自身のホームページで私に
挑戦状を叩きつけてきたようだ。
モチベーションの低下の責任はもちろん
私にあるのだが、一方で師匠のここ最近の
活力の無さは多少なりとも私に
影響を与えている。
(良い意味でも、悪い意味でも)
しかし私達二人は成熟した高い精神構造を
持つ大人であるので
決して互いのやる気無さを公衆の面前で
叱責しあったりはしないのである。
あくまでも、ネット上でのみ展開される
静かなせめぎ合いなのだ。
色々なページで医療問題、国際問題に関する
議論が顔の見えない者同士で、飛び交っている現在
この、やる気問題をこれからも
静かに討議(訳:お互いのせいに)していこうと思っている。
現実の我々は、溢れるエネルギーを
持て余しているハリウッド系マッチョ男優みたいな
容姿とダライ・ラマの崇高な精神を兼ね備えた
スーパーサイヤ人みたいな立派な人間であることを
追記しておく。

映画「南極物語」

いつの日か必ず書こうと思っていたのだが、
DVDが発売されていたのを知り、思い切って書く。
この映画は私が生涯で唯一感動の涙を流した映画である。
私の中の日本映画No.1である。
小学生の時、課外授業の一環として観て以来
何回観ただろうか。
全く色褪せることの無いストーリーと最高の俳優陣。
特に夏目雅子渡瀬恒彦の夏の京都でのシーンは
日本映画史上、最も美しいシーンだと思っている。
ちなみに私が一番好きな犬はリーダー犬、リキである。

無駄な努力

今日、久し振りに実験をした。
しばらくのブランクがあった為か、技術的な失敗によって
全く上手くいかず、一日が終わった。
我が師匠スミルノフ教授http://sueme.pobox.ne.jp/prof/
と私、S浦は先の見えないこの状態に対して
これからモチベーションをあげていくのに
相当の努力が必要になりそうである。
実験が行き詰った夕暮れ時、スミルノフ教授は
私がラットの血管を冷や汗を流しながらこねくり回している間、
自慢のレッツノートで自慢の写真の整理をしながらポツリとこう呟いた。
「S浦よ、お前さぁ今日の日記に無駄な努力なんてない、
 という内容の日記かいてよ」
「えっ、なんでですか」
そこで教授はこう言った。
「嬉しいからだよ」
意味不明である。
しかし、教授のために日記を書こう。
今日の失敗も最終的に結果が出れば、それは無駄な努力ではなく、
必要な過程だったといつの日か振り返ることが出来るだろう。
スミルノフ教授のモチベーションをあげていく為の
この日記内容もきっと無駄では無い筈だ。
いや、無駄にしてはならない。
何しろ私は、ちらし寿司の椎茸や
窓に張り付いた巨大な蛾なんかよりも
“無駄”という言葉が嫌いだからである。

ニュースはNHK

s-ura2004-06-14

古館伊知郎がキャスターを務める
報道ステーションで、先日亡くなった
橋田信介氏夫人の幸子氏が息子と共に
出演していた。
私は最近この夫人が最近TV出演に出ずっぱり
であるのが多少気になった。
ムハマド君への善意や信念を持った行動は
確かに素晴らしい。
しかし必要以上に橋田氏を神格化し
まるで歴史上の偉人を扱うような報道や
夫の喪が明けていないにも拘らず
ブラウン管上で気丈な妻を表現する幸子氏。
私はこれらに対して何かしらの疑念と共に
どこと無く、鼻につく感じを覚えた。
あれだけ自己責任論で盛り上がった
馬鹿マスコミであるのに、
死んだら手放しで感動話に仕立て上げる姿勢は
全く共感できない。もし先日拉致された
高遠氏等が死んでいたらきっと今回の橋田氏の様な
扱いになっていたのだろう。
本当にくだらない。
報道は事実だけを伝え、決して取材側の政治的信念とか
ポリシーなんて必要ないのだ。
多分、今現在の報道サイドの決定権を持っているのが
丁度、全共闘世代の左翼思想の人間であるからだろう。
私は心からニュースはNHKに限ると痛感した。
これからはなるべく受信料を払うようにしよう。